ラクトフェリンに関する用語集
ラクトフェリンに関連する専門的な単語や聞き慣れない用語を
まとめてご紹介しています。
ああ~お
- アディポサイトカイン
- サイトカインのうち、脂肪細胞から分泌されるもの。例えば筋肉細胞のインスリン感受性を上げたり逆に下げる等の多様なものがあり、ヒトの健康に深くかかわっている。
- アテローム性動脈硬化症
- 一般的に動脈硬化症と言われるものは、正しくはアテローム性動脈硬化症で、動脈の内皮に脂肪が蓄積したものを指す。
- ウイルス
- DNA又はRNAを遺伝情報として持ち、動植物の細胞に感染増殖するものをウイルスという。細菌を殺す抗生物質に比べ抗ウイルス剤の開発は難しく、抗ウイルス剤が無いウイルス感染症が多い。
- 炎症
- 発赤、腫れ、痛み、発熱を伴う体の防御反応。慢性的な炎症は組織の線維化やがんの原因となり近年注目されている。
かか~く
- 菌叢
- 宿主に共生した多種多様な細菌集団を菌叢と呼ぶ。口腔内、腸内、腟内等の粘膜には、特有の菌叢が形成され、宿主の健康状態に大きな影響を与えている。
- 抗体
- 体液中で異物(抗原)を認識して結合するタンパク質で、免疫グロブリンとも言われる。抗原に合わせてB細胞というリンパ球によって作られる。
- 骨代謝マーカー
- 骨の代謝を評価するためのペプチドやタンパク質のことで、骨粗しょう症においては骨密度の測定とともに病状の変化の参考とされる。
ささ~そ
- 細菌性腟炎
- 腟を酸性に保つ乳酸菌が減少し、悪玉菌が増え炎症が起きた状態。炎症により不妊や早産の原因となる。
- 細菌毒素
- 細菌の産生する物質のうち、細胞毒や神経毒などの毒性を示すもの。ボツリヌスの毒素はしわを取る美容薬として応用されている。
- サイトカイン
- 主に免疫細胞から分泌され体の機能を調節するタンパク質のこと。様々なサイトカインが互いに協調し、拮抗することで、複雑な体の機能を調節している。
- ジンジバリス菌
- 歯周病(歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏)の原因菌で、硫黄化合物を代謝して口臭のもとを作る細菌としても知られている。
- 受容体(レセプター)
- 細胞内外で刺激を受け取り情報を伝える構造や、受容体を持つ細胞のことを指す。ラクトフェリンには複数の受容体が見つかっている。
たた~と
- 動脈硬化
- 生理的に動脈が硬くなる現象を含んだ用語で、動脈硬化症という場合にはアテローム性動脈硬化症を指す。
なな~の
- 二重盲検法
- サプリメントや薬剤の有効性を偽薬(プラセボ)と比較し調べる方法のうち、偽薬であるかどうかを医者とボランティア(患者)の両者に知られないように試験する方法
まま~も
- マクロファージ
- 白血球の1種類である単球から分化し、異物の捕食や抗原提示等に特化した細胞
やや~よ
- 有意に
観察結果の差が誤差である危険率(p)が、慣例的にp <0.05で観察結果が誤差ではなく有意な差があったとする。
AA~Z
- BMI
- 体重を身長の2乗で割った値で、体脂肪量を測定するよりも簡便に肥満を表すことができるので、好んで用いられている。
- NK細胞
- リンパ球の1種で、初期のがん細胞やウイルス感染細胞の除去に重要な役割を持つ細胞